2021.01.12 【509】Jビザ用米国民間医療保険の解説:INSUBUYのPatriot Platinum America
INSUBUYのPatriot Platinum Americaは、複数の米国大学がJ-1 ExchangeVisitorに案内している米国民間医療保険です。
▼概要:
・引受保険会社: Sirius International Insurance Corporation
・保険管理会社: IMG
・保険ブローカー:INSUBUY
・保険タイプ: PPOタイプ
※提携医療機関利用時(提携)と非提携医療機関利用時(非提携)で給付・自己負担条件が異なります。
・補償限度額(生涯*): $2,000,000、$5,000,000、$8,000,000より選択
*生涯限度額:当プランに複数回加入した場合の通算限度額
・免責金額(年間): $0、$100、$250、$500、$1,000、$2,500、$5,000、$10,000、$25,000より選択
・自己負担割合:
【提携】 0%(100%カバー)
【非提携】 $5,000まで10%(90%カバー)、$5,000~補償限度額までは0%(100%カバー)
・保険給付対象額:
【提携】 保険給付協定額として全額が保険給付の対象となります。
【非提携】 IMGがUsual, Reasonable and Customary Charges(URC)と判断した金額が支払の対象となります。仮に、医療費とURC基準額との差額が発生した場合は、免責金額や自己負担割合とは別枠で自己負担となります。
・既往症: カバーされません。
・妊娠出産費用: カバーされません。
・Repatriation of Remains: 選択した補償限度額までカバーされます。
・Medical Evacuation: $1,000,000までカバーされます。
・保険料(例えば、本人+配偶者+子供2名の場合): $7,811.00/年(2020年)
※夫婦共に30才から39才の場合で、補償限度額:$8,000,000、免責金額:$250を選択した場合です。
▼ここに注目!
★ 提携医療機関と非提携医療機関で給付条件が異なり、非提携医療機関で受診すると医療費の全額がカバーされずに自己負担額が多くなりますので要注意です。仮に非提携医療機関で医療サービスを受けた場合の自己負担は以下のようになります。
①免責金額まで保険が使えないので、自己負担になります。($0以外の免責金額を選択した場合)
②免責金額を超えた医療費のうち、URC基準で査定された金額が保険給付対象額となり、医療費請求額とURC基準額との差額が自己負担になります。
③URC基準額の10%が自己負担になります。
【情報ソース】