【#97】海外旅行保険の「賠償責任特約」を徹底比較!

旅行中に偶然な事故により、他人の物を壊したりして損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った時に保険金をお支払するのが、賠償責任特約です。
【AIG損保の海外旅行保険商品の賠償責任特約】
①個人賠償責任
②個人賠償責任(長期用)
③家族総合賠償責任
④個人包括賠償(アンブレラ保険)
【海外旅行保険商品ごとの賠償責任特約】
※以下に記載の①から④の番号は、上記賠償責任特約の番号です。
・海外旅行保険(31日まで):①
・海外留学保険(32日~1年の長期プラン):②
・海外出張・駐在保険(駐在員用プラン):③
・米国留学生保険:②+④
・米国駐在員保険:②+④
・JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度:①+④
【賠償責任特約の補償範囲の比較】
▼日常生活中の偶然な事故による賠償事故をカバーするのは?:①、②、③、④
▼賃貸住宅(アパートなど)の部屋や備え付き動産を、火災、爆発、水溢れ事故で損壊した場合(借家人賠償責任)をカバーするのは?:②、③、④
▼自動車事故による賠償責任をカバーするのは?:③、④
▼自動車事故時の自己負担額※は?(北米の場合):
③家族総合賠償責任:US$250,000(対人/対物共通、1事故)
④個人包括賠償:対人:US$100,000/US$300,000(1名/1事故)、対物:US$25,000(1事故)
※上記免責金額(自己負担額)までは、現地自動車保険にご加入いただく必要があります。
▼米国自動車保険紹介サービスが付帯されているのは?:④
【結論】
米国でアパートを借り、お車に乗られる方は、④個人包括賠償が付帯されている保険プランをご選択された方がよいでしょう。但し、④個人包括賠償の補償限度額は、以下のように保険プランによって異なります。グローバルプロテクションでは、補償限度額が2億円のJALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度をお薦めしております。
④個人包括賠償の補償限度額:
・米国留学生保険:5,000万円
・米国駐在員保険:1億円
・海外赴任者総合保障制度:2億円