【518】Jビザ用米国民間医療保険の解説:VISITのPlan E Plus Worldwide
VISITのPlan E Plus Worldwideは、複数の米国大学がJ-1 Exchange Visitorに案内している民間保険です。
Colorado州、Maryland州、Washington州の居住者は加入できません。
▼概要:
・引受保険会社: Certain Underwriters at Lloyd’s, London
・保険管理会社: Seven Corners
・保険ブローカー: VISIT International Health Insurance
・保険タイプ: Travel Medical Insuranceタイプ
※PPOタイプとは異なり、保険給付条件(自己負担条件)は医療機関に関わらず一律です。
・補償限度額(1事故・1疾病): $50,000、$100,000、$250,000、$500,000、$1,000,000より選択。
・免責金額(保険期間): $0、$100、$250、$500より選択。
・自己負担割合:
$5,000まで20%(80%カバー)
$5,000~補償限度額までは0%(100%カバー)
・保険給付対象額: Seven CornersがUsual,Reasonable and Customary charges(URC)基準で妥当と判断した金額になります。仮に、医療費とURC基準額との差額が発生した場合は、免責金額や自己負担割合とは別枠で自己負担となります。
・既往症: カバーされません。
・妊娠出産費用: カバーされません。
・Repatriation of Remains: Medical EvacuationとRepatriation of Remains合算で$100,000までカバーされます。
・Medical Evacuation: 同上
・保険料(例えば、本人+配偶者+子供2名の場合): $4,832.46/364日(2020年)
※夫婦共に30才から39才の場合で、補償限度額:$1,000,000、免責金額:$0を選択した場合です。
▼ここに注目!
当プランでは、PPOプランと違い、どの医療機関を利用しても医療費が一律にURC基準で査定されるようになっています。
医療サービスを受けた場合の自己負担は以下のようになります。
①免責金額まで保険が使えないので、自己負担になります。($0以外の免責金額を選択した場合)
②免責金額を超えた医療費のうち、URC基準で査定された金額が保険給付対象額となり、医療費請求額とURC基準額との差額が自己負担になります。
【情報ソース】