【725】ハーバード公衆衛生大学院のJビザ保険情報(2022年‐23年)

(注) 米国の大学・研究機関は、Jビザ保険条件および健康保険を随時見直しています。最新情報は、グローバルプロテクションまでお問い合わせください。
▼Jビザ保険条件:
ハーバード公衆衛生大学院(Harvard T.H.Chan School of Public Health)は、J-1 Exchange VisitorおよびJ-2同行家族に対して、以下の条件を満たす保険への加入を指示しています。
①医療費:$100,000/1事故・1疾病以上
②Repatriation:$25,000
③Medical evacuation:$50,000
④免責金額:$500/1事故・1疾病以内
⑤既往症※:リーズナブルな期間経過後にカバー
⑥保険給付割合:75%以上
⑦引受保険会社の格付け:A.M. Best rating of A⁻ 以上
※「⑤既往症」に関しては、下記【Jビザ保険条件比較表】を作成の上、解説させていただきます。
(注)J-1 Exchange Visitorに個別に提示される書類によっては、条件が異なる場合もありますのでご留意ください。
▼Postdoctoral Fellowの健康保険:
勤務時間が17.5時間/週以上、または基本給が$15,000/年以上のPostdoctoral Fellowは、以下の職員用健康保険に加入できます。
・Health Maintenance Organization(HMO)
・Point-of-Service Plan(POS)
・Preferred Provider Organization(PPO)
・High-Deductible Health Plan(HDHP)
・POS Plus
・PPO Plus
上記の内、HDHPは免責金額が高額($1,500)に設定されていてJビザ保険条件をクリアできませんので、J-1 Exchange Visitorは加入不可となります。また、PPOおよびPPO Plusは、New England以外に居住する職員用のプランです。
なお、職員用健康保険にはJビザ保険条件のMedical Evacuation and Repatriation(MER)補償が含まれていませんので、MER専用保険に別途加入する必要があります。MER専用保険の保険料はハーバード公衆衛生大学院が負担してくれます。
▼J-1 Scholarの健康保険:
職員用健康保険の加入資格のないJ-1 Scholar(Postdoctoral Affiliate)は、以下のいずれかの方法で健康保険に加入する必要があります。
①Harvard University Student Health Program(HUSHP)に加入する。
②渡米前に母国で保険に加入する。
③米国の民間保険を購入する。
また、同大学は情報提供として、以下の民間保険プランを案内しております。
・Compass Benefits Groups
・Wallach & Company
・International Scholar Health Insurance Plan (ISHIP)
・International Student Protection(ISP)
▼ご提供可能な比較表:
当ホームページから資料請求を頂けましたら、下記比較表を無料でご提供いたします。
①ハーバード公衆衛生大学院のJビザ保険条件比較表
②HUSHPとの比較表
③上記民間保険プランとの比較表(特にリクエストがない場合は、1番目のプランについて作成させて頂きます。)
※Jビザ保険条件比較表では、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度による条件クリアの可否を表示しています。
※健康保険比較表では、自己負担条件、利用可能な医療機関、保険料等について、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度と比較しています。
【情報ソース】
・Jビザ保険条件:
http://hio.harvard.edu/j-visa-regulations-regarding-health-insurance-requirements
・職員用健康保険:
https://hr.harvard.edu/medical
・J-1 Scholar用健康保険:
http://hio.harvard.edu/health-care-scholars