【733】スクリプス研究所のJビザ保険情報(2022年‐23年)

(注) 米国の大学・研究機関は、Jビザ保険条件および健康保険を随時見直しています。最新情報は、グローバルプロテクションまでお問い合わせください。
▼Jビザ保険条件:
スクリプス研究所(The Scripps Research Institute)は、J-1 Exchange VisitorおよびJ-2同行家族に対して、以下の条件を満たす保険への加入を指示しています。
①医療費: $100,000以上/1事故・1疾病
②免責金額:$500以下/1事故・1疾病
③Repatriation of remains: $25,000
④Medical evacuation: $50,000
⑤既往症※:リーズナブルな待機期間経過後にカバーすること
⑥自己負担割合:25%以内/1事故・1疾病
⑦当プログラムの活動に起因するリスク:除外しないこと
※「⑤既往症」に関しては、下記【Jビザ保険条件比較表】を作成の上、解説させていただきます。
(注)J-1 Exchange Visitorに個別に提示される書類によっては、条件が異なる場合もありますのでご留意ください。
▼職員用健康保険の加入資格のあるJ-1 Exchange Visitor:
職員用健康保険の加入資格のあるJ-1 Exchange Visitorは、以下の3種類の健康保険が用意されています。
①HMO Plan(カリフォルニア研究所)※
②Comprehensive PPO Plan
③High Deductible PPO Plan
※フロリダ研究所はEPO Planとなります。
Comprehensive PPO PlanとHigh Deductible PPO Planの免責金額(提携医療機関利用時)はそれぞれ「$900」と「$2,000」となっており、上記Jビザ保険条件の「②免責金額:$500以下」をクリアできないので、J-1 Exchange Visitorが選択可能なのはHMO Planのみとなります。
なお、職員用健康保険には、上記Jビザ保険条件のMedical evacuationとRepatriation of remains(MER)補償が含まれていないので、MER専用保険に別途加入するように指示されています。
▼職員用健康保険の加入資格がないJ-1 Exchange Visitor:
職員用健康保険の加入資格がないJ-1 Exchange Visitorは、本国で保険に加入しても可とされていますが、その場合は、加入者氏名、補償金額、保険期間、保険金請求時の連絡先が記された保険加入証を持参してくる必要があります。
また、同研究所のホームページ上では、以下の米国民間保険プランも情報提供の一環として案内されています。
・ITG Worldwide
・Compass Benefits Group
・The Harbour Group
・HTH Worldwide
・ISO Insurance
・Visit Travel & Medical Insurance Program
・Visitors Health
▼ご提供可能な比較表:
当ホームページから資料請求を頂けましたら、下記比較表を無料でご提供いたします。
①スクリプス研究所のJビザ保険条件比較表
②上記民間保険プランとの比較表(特にリクエストがない場合は、1番目のプランについて作成させて頂きます。)
※Jビザ保険条件比較表では、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度による条件クリアの可否を表示しています。
※健康保険比較表では、自己負担条件、利用可能な医療機関、保険料等について、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度と比較しています。
【情報ソース】
・Jビザ保険条件および民間保険プラン:
https://www.scripps.edu/about/campus-resources/international-services-office/international-scholars/j-1-scholar-health-insurance/
・職員用健康保険:
Benefits | Scripps Research