【811】カンザス大学のJビザ保険情報（2023年-24年）
（注） 米国の大学・研究機関は、Jビザ保険条件および健康保険を随時見直しています。最新情報は、グローバルプロテクションまでお問い合わせください。
▼Jビザ保険条件：
カンザス大学（University of Kansas）は、J-1 Exchange VisitorおよびJ-2同行家族に対して、12項目からなる条件を満たす保険への加入を義務付けています。
＜主な条件＞
①医療費：無制限
②妊娠出産費用：カバーすること
③既往症：カバーすること
④免責金額：$500/1事故・1疾病以下
⑤自己負担割合：25%以内
⑥Emergency Evacuation & Repatriation：$100,000
⑦引受け保険会社：カンザス州で認可されていること
（注）上記と異なる条件が提示される場合もありますのでご留意ください。
▼カンザス大学から雇用される場合：
カンザス大学から雇用されるJ-1 Exchange Visitorは、State Employee Health Plan（カンザス州の職員用健康保険）に加入できます。但し、同職員用の健康保険には、Emergency Evacuation & Repatriation（MER）補償が含まれていないので、MER補償をカバーする専用保険に別途加入するよう指示しています。
なお、カンザス大学はMER専用保険として以下の2種類の民間保険を案内しています。
①BETINS International Health and Travel Insurance
②United Healthcare Global Emergency Services
▼職員用健康保険の加入資格がない場合：
2020年8月1日付で、カンザス大学は、職員用健康保険への加入資格のないJ-1 Exchange Visitorに対してUnitedHealthcareのStudent Injury and Sickness Insurance Plan（SISIP）への加入を義務付けました。同行家族はSISIP以外の保険への加入も可とされていますが、上記カンザス大学の保険条件と国務省のJビザ保険条件の両方を満たす保険への加入を求めています。
カンサス大学は以下の民間保険プランを同時に案内しておりますが、本人はUnitedHealthcareのSISIPが強制加入になっていますので、同行家族についての情報提供と思われます。
・International Student Insurance（Atlas Travel Plan）
・Gateway USA
・ISO Insurance
▼ご提供可能な比較表：
当ホームページから資料請求を頂けましたら、下記比較表を無料でご提供いたします。
①カンザス大学のJビザ保険条件比較表
②UnitedHealthcareのSISIPとの比較表
③上記民間保険との比較表（特にリクエストがない場合は、1番目のプランについて作成させて頂きます。）
※Jビザ保険条件比較表では、各条件ごとに、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度による条件クリアの可否を表示しています。
※健康保険比較表では、自己負担条件、利用可能な医療機関、保険料等について、JALファミリークラブ海外赴任者総合保障制度と比較しています。
【情報ソース】
・Jビザ保険条件：
Visiting Scholar Health Insurance | International Support Services (ku.edu)
・UnitedHealthcareのSISIP：
2019-200118-4 Certificate.pdf (uhcsr.com)
・民間保険プラン：
Private Insurance | International Support Services (ku.edu)
