健康保険
- Co-insurance(自己負担割合)
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実際にかかった医療費の内、Deductible(免責金額)を超えた額についての自己負担割合のこと。
自己負担割合は、保険プランにより千差万別で、50%のものもある。
利用する医療機関が提携か否かで自己負担割合が変わってきたり、給付項目によって自己負担割合が変わるプランもある。
- Copayment(自己負担金)
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給付項目ごとに一定額の自己負担金が設定されており、上記自己負担割合とは別に患者負担となる。
- Deductible(免責金額)
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ほとんどの保険で設定される条件。
医療費が所定の免責金額を超えるまで保険が使えない。
保険プランによっては、免責金額を数千ドルに設定したHigh Deductibleプランもある。
- HMO(Health Maintenance Organizationのこと)
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地域ごとに設立されている健康保険組合。
利用可能な医療機関は、緊急時を除きHMOに加盟している医療機関に限定される。
HMOでは、保険加入時に全保険加入者に PCP(Primary Care Physician:かかりつけ医)の選択を義務付け医療サービスを受ける際は必ずPCPによる初診を受けなければならない。
専門科医の治療を受ける為にも PCP の紹介状が必要となる。
- Negotiated Charges(協定保険給付額)
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保険会社が提携医療機関と予め協定している保険給付額のこと。
Negotiated Chargesと医療実費との差額は発生しない。主にHMOで使用される用語。
- Out-of-pocket maximum(自己負担限度額)
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Co-insuranceやCopaymentにより自己負担した費用限度額のこと。
自己負担限度額を超えるまでは一定の自己負担割合が設定され、この限度額を超えた以降は100%カバーされる。
- PPO(Preferred Provider Organization)
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米国でHMOと並んでポピュラーな健康保険制度。
保険給付条件は提携医療機関と非提携医療機関で異なり、非提携医療機関を利用した場合には、自己負担が多くなる。
- Pre-authorization(事前承認)
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Admission Certificate や Pre-Certificationとも言われ、保険加入者に、入院時や所定の医療サービスを受ける際に保険会社への事前通知および承認を義務付ける制度。
事前通知・承認を怠った場合にペナルティを科す保険プランが多い。
- Primary care physician(かかりつけ医)
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HMOでは、保険加入者は指定の医師からかかりつけ医を選択するよう義務付けられている。また、保険加入者は、緊急医療時を除き、初診の際は先ずかかりつけ医にて診察してもらい、必要に応じて専門科医を紹介してもらうことになっている。
- Referral(紹介状)
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HMOで条件とされているかかりつけ医により、専門科医や医療機関での診察や治療が必要と判断された場合に発行される紹介状のこと。
保険プランによっては、緊急医療時を除き、保険加入者が自己判断でReferralを入手せずに医療機関で医療サービスを受けた場合には保険の対象とならないとされる。
- Usual, customary & reasonable charges(保険給付基準額)
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Allowable Charge(Expense)と言う場合もある。
保険会社が、保険サービスエリア内での平均的な医療費の水準に基づき、あらかじめ設定している医療費の支払基準額、もしくは支払妥当額を意味している。
提携病院は、この支払基準を事前に保険会社と協定しているので、実際の医療費について保険給付外の費用は発生しないが、非提携病院においては、この UCRを上回ってしまう可能性があり、そのUCRの超過額は全額、被保険者の自己負担となる。
自動車保険
- Bodily Injury Liability(対人賠償補償)
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対人事故が発生した場合の補償。
- Collision(車両補償・衝突時)
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当て逃げや他の車や物との衝突による車両の損傷に対する補償。
- Deductible(免責金額)
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車両保険に付帯される。損害額からDeductibleを差し引いた金額が支払われる。
- Medical Payments(搭乗者傷害補償)
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被保険者と同乗者がケガをした場合に、医療費等が支払われる。
- Other than Collision(車両補償・衝突時以外)
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Comprehensiveともいい、Collision以外の車両盗難や、落下物、洪水、火災等による車両損傷に対しての補償。
- Personal Injury Protection(人身傷害補償)
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被保険者と同乗者がケガをした場合に、Medical Payments(医療費)、Income Continuation(休業補償)、funeral Costs(葬祭料)等が支払われる。
- Property Damage Liability(対物賠償補償)
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被保険者の過失により、他人の車や財物など対物事故を起こした場合の補償。
- Uninsured/Underinsured Motorist(無保険者/低額保険者補償)
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相手側の過失による事故で、相手が無保険であった場合や、相手から充分な賠償を得られない場合に、医療費や死亡保険金が支払われる。
レンターズ保険
- Additional Insured(追加被保険者)
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賃貸契約時に、レンターズ保険の保険証書上にアパートオーナーを Additional Insured として明記するよう指示される場合がある。Co-Insured(共同被保険者)ともいわれる。
- Deductible(免責金額)
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Personal Property(家財補償)に付帯される条件。事故発生時に損害額からDeductibleが差し引かれた金額が保険金として支払われる。Deductibleが高額になればなるほど保険料が安くなる。
- Interested Party(利害関係者)
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アパートオーナーが要求するレンターズ保険の条件の一つ。保険証書上にアパートオーナーを Interested Partyとして明記することにより、保険会社は保険契約者が保険を解約した場合や条件を変更した場合にアパートオーナーに通知する義務を負うことになる。Additional Interestedともいう。
- Loss of Use(臨時追加費用)
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事故発生時におけるホテルの仮住まい等の追加の生計費用。Additional Living Expenseともいう。
- Medical Payments(被害者治療費用)
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借用しているアパートの個室内や賃借している戸建ての敷地内で来客がケガをした場合の治療費用補償。
- Personal Liability(個人賠償責任)
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第三者に対する対人・対物賠償責任補償。この中にアパートオーナーに対する借家人賠償責任補償も含まれる。
- Personal Property(家財補償)
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家財が火災、盗難、天災等により損失を被った際の補償。
- Replacement Cost(再調達価格)
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保険金支払時の査定方法の一つで、新たに購入する金額で保険金が支払われる。これに対するのがActual Cash Value(時価額)査定で、購入金額から損害発生時までの減価償却分を差し引いた金額が支払われる。一般的にレンターズ保険では、 Replacement Costによる査定方法が採用されている。